診療案内
当院の診療内容
内科一般治療、外科治療
一般健康診断、成人病(高血圧・糖尿病・高コレステロールなどの生活習慣病の治療診断)、呼吸器(喘息など)、肝臓病、漢方治療、栄養指導、在宅介護支援、外科治療(けが、擦り傷、切り傷等)。
がんの相談
治療(手術、化学療法、放射線治療、その他)についての相談、高次病院や入院療養、在宅医療へのご紹介、がんの早期発見、経過観察、緩和ケアについての相談。
生活習慣病、その他の疾患 原因不明な症状について
高血圧、脂質異常をはじめ、様々な生活習慣病にもかかりつけ医としてできる範囲で対応しております。各専門学会のガイドラインを遵守し、必要な検査治療を行いますが、なかなか改善しない場合や高度の以上の場合にはすぐに専門医への紹介をいたします。
その他の原因不明な症状についても、当院でできる限りの検証を重ね、専門病院への紹介や連携をとりながら解明していきます。
手術
当院では消化管内視鏡手術(ポリープ切除など)、中心静脈栄養カテーテル埋込術の他、からだの傷や腫れ(外傷、陥入爪、化膿創など)に対する処置・手術を行っています。その他の手術に関しては総合病院や専門病院にご紹介しています。〔例:腹腔鏡手術(胆嚢摘出術・虫垂摘出術など)、痔手術、脱腸(ヘルニア)手術、腸閉塞症手術、各種がんの手術〕
当院で可能な検査
お気軽にご相談下さい。解決できない場合は適切な専門医・総合病院への紹介を行います。
鹿児島大学病院、今村総合病院とは連携医療機関として登録されています。
内視鏡検査
拡大内視鏡と特殊光検査にてより精密ながんの診断が可能となっています。
- 胃カメラ
毎日、午前8時半から行っています。苦痛のなく楽にできるよう、十分な前処置を行い、眠っていただいて行っています - 大腸カメラ
前処置はトイレ付き個室を準備しております。予定日はお問い合わせください
CT検査
頭・肺・腹部・内臓 その他
遠隔画像診断システム
当院では、16列のマルチスライスCT(コンピューター断層診断装置)を導入しています。CTとは、コンピュータ断層撮影法(Computed Tomography)の略で、体の周りを360度管球と検出器が回転し、X線を使って身体を輪切りにして断面を撮影する検査です。
最近の機器では、息を止める時間を短くすることができ、それに伴い検査時間を短縮することができます。また、撮影の方法によってはいろいろな方向の断面を見ることができます。撮影後のコンピュータ処理により3D画像を作成することも可能です。体内の様々な病巣を発見に役立ちます。
また、造影検査をすることでより鮮明な画像を得ることが出来ます。当院では、腹部のCT検査を中心に頭部や胸部のCT検査も行っております。当院で導入している東芝の16列のマルチスライスCT(コンピューター断層診断装置)は、進化した被ばく低減技術を搭載しており、低線量で安心して検査を受けていただけます。
CT検査の特徴
特長1 小さな病変もはっきりと描出
CTで撮影することで、体内を様々な角度から観察することが可能となります。通常のレントゲン撮影と比較しても、より精密な診断を行うことが可能です。
特長2 最新の被ばく抑制機能を搭載
最新技術「AIDR3D」により、少ない被ばく線量でも明瞭な画像を作成できるようになりました。患者様にとって、より優しいCT検査を行うことが可能です。
特長3 3D画像を作成することが可能に
様々な3D画像を作成して、CT画像をより分かりやすく加工することができるようになります。微細な血管形状の観察がしやすくなります。
現在、がんによる死亡のトップは肺がんです。2022年のデータでは男性が第1位、女性が第2位で、現在も肺がんの罹患率は増加しています。
通常の胸部レントゲン検査と喀痰細胞診検査では早期のがんを発見するのは、なかなか難しいのが現状ですが、胸部CT検査では、肺がん発見率は、胸部レントゲン検査に比べて10倍程高いと言われており、肺がんの死亡率の低下に肺がんのCT検査が有効であるとされています。
喫煙者の方はもちろん、喫煙をされていない方も定期的な肺がんのCT検査をお勧めいたします。
CT検査の流れ
CT検査の所要時間は、検査室に入ってから出るまで、概ね10分~30分で、下記の流れで行います(検査時間は、検査部位や目的、条件によって異なります)。
- 来院受付
CT検査の注意事項(下記)をご確認のうえ、ご来院ください。 - 問診・お支度
問診後、検査着にお着替えいただきます。 - 検査
検査室に移動しCT検査を実施します。検査は10分~30分ほどで終了します(検査部位や目的、条件によって異なります)。 - お着替え
検査が終了しましたらお着替えをお済ませください。 - 検査説明・診察
検査画像の説明の準備が出来ましたら案内いたします。 - お会計
お会計を済ませて全てが終了となります。最終的な検査結果は後日となります。
エックス線検査(一般撮影検査)
胸部・腹部・手足・頭部
その他の部位もご希望により行います。
エックス線検査は別名でレントゲン検査といいます。X線を使用する検査の中ではもっともオーソドックスなもので、X線を体に対して照射して、各臓器や骨などの組織ごとに異なるX線減弱の差を画像として表示します。X線が通過しやすい部分は黒くなり、そうでない部分は白く映し出されます。肺や腹部の状態、骨折の程度、骨や関節の状態をみたいときによく行われる検査です。
胸のレントゲン検査では、心臓の大きさ(心臓が疲れて大きくなっていないか?)の他、肺に水があふれていないか(肺うっ血、胸水など)、肺炎、腫瘍を疑う所見がないかを調べることができます。
お腹のレントゲン検査では、腸管内のガスの状況や、便のたまり具合など調べることができます。
超音波検査(エコー検査)
甲状腺がん検診、脂肪肝・肝臓病・腹部検診など超音波(人では聞き取れないような高い周波数の音)を利用して、臓器から帰ってくる反射波を受信し、画像として映し出し臓器の状態を観察、診断します。
実際には検査したい部分の体表面にゼリーを塗って検査装置のプローブ(超音波を送受信する部分)をあてて観察します。
腹部エコー
肝臓、胆嚢、すい臓、腎臓、脾臓、大血管、腸管の一部の様子を観察することができます。対象臓器にがんを疑う病変がないかの確認、脂肪肝、胆石、胆のうポリープなどの疾患の発見に有効です。また毎年受診することで、脂肪肝などの生活習慣から起こりうる所見の変化、胆嚢ポリープが大きくなっていかないかなどを観察することも可能です。安全で多くの情報を得ることができる有用な検査ですが、肺、胃、腸など内部に空気を含む臓器と重なると観察が難しくなる欠点があります。
検査は主に仰向けや左を下に寝た状態で行います。個人差はありますが検査にかかる時間は20分程度です。
甲状腺エコー
甲状腺は喉の下の首にある臓器です。甲状腺ホルモンを生み出しています。甲状腺ホルモンがうまく作用しなくなると、脱力感、動悸、息切れ、体重増減など、体にさまざまな影響が出ることがあります。甲状腺エコーでは甲状腺の大きさや腫瘍の有無を調べます。検査は仰向けに寝た状態で行います。個人差はありますが検査にかかる時間は15分程度です。
X線TV検査(透視診断)
胃・大腸のバリウム検査、小腸検査、癒着診断など
TV装置では、X線の画像を即時に動画のように観察(透視)することができるのでさまざまな検査が行われます。特に造影剤(バリウムやガストログラフィンなど)という薬品を使って、通常のX線写真では写らない臓器の位置や形などを確認します。よく行われる検査には以下のものがあります。
食道透視検査(食道造影)
バリウム(もしくはガストログラフィン)を飲んで頂きタイミング良く撮影します。前日の準備は特にありません。
胃部・十二指腸透視検査(胃部造影)
バリウム(もしくはガストログラフィン)を飲んで頂き食道・胃・十二指腸へバリウムを流し色々な方向から撮影します。
前日の準備は、胃の中に食べ物や飲み物が残っていては正しい検査ができませんので、検査前日の21時以降は絶食し、水、お茶等の飲食をしないでください。血圧、心臓等のお薬の服用は医師の指示に従ってください。検査直前には胃の動きを一時的に抑える薬を筋肉注射する場合があります。検査後はバリウムが残らない様に下剤をお渡ししますのでなるべく早く飲んで当日は水分を沢山取って下さい。
注腸検査(注腸造影)
バリウムを専用の管を使って直腸から注入し大腸全体に造影剤を流し、その後空気を入れ腸を膨らませ体の方向を変えながら写真を撮ります。
前日の準備は大腸の中に便が残っていては正しい検査ができませんので。注腸検査予約表に従って準備して下さい。お薬などを服用している方は医師の指示に従ってください 何日か白い便が出ますが心配ありません。検査直前には腸の動きを一時的に抑える薬を筋肉注射します。検査後は、多めに水分を取って頂ければ便秘の心配はありませんが便秘がちな方には下剤をお渡ししています。
PACS(医療用画像管理システム)による検査画像の管理
コンピューター画像ファイリングシステムによる管理
その他
- 肺機能検査
- 慢性閉塞性肺疾患検査
- 酸素飽和度検査
- 心電図検査
- 血圧検査
- 血液検査
- 睡眠時無呼吸症候群簡易検査・精密検査(対連携)
その他、なんでもご相談下さいませ。